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パイオニア スロット 4 号機 前回から「グローバル時代を生き抜くスマートリーダー術」というテーマで、大学院で学びつつ、外国人のスタッフと仕事をしながら感じたこと、心掛けていること、身に付けたことなどについて話しています。前回はそもそもグローバルとは何か、そして、手を挙げない日本人、手を挙げる日本人について話しました。

インターネットがもたらした新しい世界

 わたしは現在仕事をしながら、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科で学んでいますが、英語で行われる留学生たちとの授業をいくつか受講しており、その中に「Global Society(グローバル社会)」という科目があります。

そこで毎回議論するのが、インターネットとグローバル化の話。わたし自身はインターネットの専門家ではなく、それほど詳しいわけではありませんが、インターネットによって情報の流通が一気に進んだことはグローバル化を進めた大きな要因になっていると思います。

 先日IMF(国際通貨基金)のGeneral Manager(専務理事)Christine Lagarde氏が大学で講演し、話を聞く機会がありました。1445年にヨハネス・グーテンベルクが印刷技術を発明して世の中に大きな変化をもたらしましたが、インターネットはそれと同じくらい大きな衝撃を与えていると言います。以前は海外に手紙を送るとなると5~7日はかかっていましたが、今は瞬時に送れ、コミュニケーションのスピードが格段に速まったといえます。

 「Global Society」の授業で議論したのは、そのスピードによってどんな影響があったかということ。教育の現場ではSkypeを使って世界中の人とつながりながら一緒に勉強をしたり、YouTubeではオーケストラのオーディションが開催され、世界中の人がネットを通してオーディションに参加できるようになっています。実際にオーケストラも結成されました。

 ただ、一方で、情報のスピードが速すぎて、すぐに忘れ去られてしまうという課題にも直面しています。ジャーナリズムがインターネットによってどう変わったか、ということを議論したときには、ある学生が、テレビや新聞のニュースなどオールドメディアでは「今○○から報告します(We are reporting from ○○ now)」となるのに対して、TwitterやFacebookでは「今○○に生きています(We are living in ○○ now)という感覚です」と話していました。

 情報には2種類あり、ストックとフローといわれています、ストックは書籍や新聞などの紙媒体やある程度分析や見解を記したブログなども含まれます。一方で、フローはTwitterやFacebookなどのソーシャルメディア。フローの情報が多くなり、そこでは自分が実際に生きている、という考え方です。興味深いですね。

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